
三日間降り続いた雪が、ようやくやんだ。
ひらひら雪が舞うなんて・・・そんな可愛いものじゃない。
びゅーびゅー風が吹いて、吹雪が強まった日には、ほんの5メートル先だって見えやしない。
暗くて、寒くて、心細くって・・・そのまま凍り付いてしまいそうな不安な気持ちを、風と一緒に吹き付けて来る。
そんな時は、ただじっと待つしかない。
でも、風がやんだ。
ようやく雪もやんだ。
しばらくして雲も消えた。
待っていた太陽が戻って来た。
僕は急いでカメラを取り出した。
岩陰をそっと覗き込むと、ふかふかの雪が割れ、ぴょこんっ・・・と小さな枝が顔を出した。
枝は体を少し揺らして雪を払い、それから短く一つ伸びをした。
この枝がもししゃべれたら、一体何て言うんだろう?
「寒かった」・・・?
「重たかった」・・・?
それとも「淋しかった」・・・?
いや、「僕も一緒に散歩したい」って言うんじゃないだろうか?・・・ふかふかの雪の上を。
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新年あけましておめでとうございます。
本年も、フォトブログPhoto Breeze from CANADA ならびにPhotoOfficeFujie藤江幸宏写真事務所を宜しくお願い致します。
朝陽・・・
雪山に登る朝陽を、あなたは見た事があるだろうか?
ひっそりと静まり返った森の中、自分以外、他に何の生命も感じられない・・・
川も木も岩も、何もかもが凍り付いたマイナス40度の朝。
北国の遅い遅い日の出を、ひとりポツンと待ち続けていると、自分もこのまま凍りついていきそうな、そんな恐怖さえ感じる。
ようやく徐々に明るみを浴びて来た東の空を見上げ、フーッとため息をつくと、今吐いたばかりの息が、カキーンッと直ぐに凍って落ちて来そうな気さえする。
朝陽が待ち遠しい・・・
都会の生活で、これほど陽の光りが恋しいと感じる事があるだろうか?これほど陽の光りがありがたいと感じる事があるだろうか?
山の向こうから、寝ぼすけの冬の日がゆっくりと顔を出す。
そして早口でこう言った・・・
「おいっ、みんな起きろよ!・・・いつまでも凍ったふりしてないで、ちゃんと働けよ!」
太陽のその声を合図に、凍り付いていた何もかもがキラキラと光り輝きだす。
ほんの少し前まで、何の生命も感じられず、全てが凍り付いていた死の森が、今はあちらこちらで自己主張を開始した。
分厚い氷で覆われた川も、その下ではしっかり流れ続けている。
木々の細い枝も、雪の重みに耐えてちゃんと頑張っている。
森の合間には、夜の間に付けられたコヨーテの足跡がはっきりと残り、その足跡を覗き込むと、小さな小さな雪の一粒一粒までが、皆違う形をし、皆それぞれに光り輝いている。
こんな小さな発見が沢山詰まっている冬の朝が、僕は何故か凄く好きだ。
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子供の頃、クリスマスツリーを飾り付けるのは、いつも僕の役目だった。
別にそう決まっていた訳でも、誰かに言われた訳でも無い。
ただ、僕が飾りつけをしたかったのだ。
普段滅多に入らない倉庫の扉を開け、一番奥から細長い箱を引っ張り出す。
いつから使っているのか、既に箱の所々は破けたりしてかなり年季が入っている。
少しホコリの被ったふたをそーっと開けると、窮屈そうに枝を折りたたんだクリスマスツリーが眠っていた。
「さっ、出番だよ・・・そろそろ起きてよ」
起きたばかりのツリーは、いつ見てもなんだか恥ずかしそうで、少し寒そうだ。
ツリーはゆっくり大きく伸びをするように、一本一本の枝をぐーんっと伸ばし始めた。
たっぷり眠った後はきっと身体が軽いんだろう。
「じゃあ今年も頼むよ・・・」
ツリーを真っ直ぐ立てると、早速飾り付けを開始する。
金色のベル・・・七色のライト・・・ガラス製のスノーフレーク・・・
大きく伸びていた枝が、今度は重そうに反り返っていく。
恥ずかしがっていたツリーが、急に自信たっぷりに胸を張っているようで、なんだかとても面白い。
一番最後に、銀色の大きな星をてっぺんにのせると、ツリー全体がキラキラ、キラキラ輝きはじめた。
「・・・んっ?・・・あっ、ごめん、ごめん」
僕は急いで袋の中に手を突っ込み、綿で出来たホコホコの雪を取り出した。
そして静かにそっと枝の上に被せてあげる・・・
「これでもう、寒くないだろ?」
ツリーは嬉しそうにもう一度キラッと輝いた。
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プレゼントを配り終わったサンタが、ノースポールへ帰る途中、暗闇の中に光り輝く一軒の家を見つけた。
沢山のクリスマスライトに彩られ、暗い森の中にホワッと浮かび上がっている。
「ホッホッホッ・・・」
サンタが大きな声で笑った。
ルドルフの鼻がピカッと赤く輝くと、ソリは大きく右に傾き、静かに屋根の上に舞い降りた。
そっと家の中を覗く・・・
白熱灯の優しい光に包まれたリビングルームに、大きなツリーと靴下が5足。
テーブルの上には、サンタとトナカイ達の為に、ミルクとクッキーが用意されていた。
サンタは柔らかな笑顔を浮かべると、ソリから大きな白い袋を降ろし、そっと袋の中に手を伸ばすと、静かにプレゼントを取り出した。
1つ、2つ、3つ・・・4つ・・・んっ?・・・
プレゼントは4つしか残っていない。
「ふ〜っ・・・」
困り果てたサンタは、空を見上げて大きくため息をついた。
息はとても白く、蒸気機関車の煙のように高く勢い良く空へと上って行った。
暗い夜空にポッカリと浮かんだサンタの息は、そのまま冷えて固まり、雲になった。
サンタがルドルフの頭を優しく撫でてあげる・・・ルドルフは嬉しそうに首を振り、その度に金色の鈴がチリンッ、チリンッと短く鳴った。
チリンッ、チリンッ、チリンッ・・・
鈴の音が響く度に、雲は小さく割れて行き、やがてチラチラ、チラチラ、雪になって舞い降りて来た・・・
ホワイトクリスマス
何よりも嬉しいプレゼント。
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男・男・女・・・我が家には7歳、5歳、2歳の三人の子供がいます。
一番下の女の子にとって、一番の友でありライバルは、いつも一緒に遊んでいる二人のお兄ちゃん達・・・結果、(予想通り?)兄に負けじと男の子のようにたくましく育っています。
ですが、2歳3ヶ月になった今、少しづつですが女性で有る事を意識し始めたのか?(やっと気づいたのか?)、ウルトラマンと怪獣ではなく、ようやくバービー人形やぬいぐるみに興味が沸き、お洒落にも敏感になっているようです。
昨日の朝、こんな会話が聞こえて来ました・・・
「いいかい、この服は最初に僕が着てて、その次に陽介(次男)が着てて、今度は咲夏(長女)にあげるから、大事に着るんだよ・・・」
7歳の長男が、2歳の長女にむかって、一生懸命に服の説明をしているのです。
実はこの服、長男からのおさがりのおさがりになりますが、淡い水色の生地にクマのマークが入っていて、男の子でも女の子でも着るには問題ありません。生地もまだまだしっかりしていますし、なによりも娘本人がクマのマークを気に入ってるので、そのまま着せてみたのです。
しかし、事件はその日の夕方起こりました・・・
仕事が一段落ついた夕方、リビングのソファーに腰を下ろした僕の所に、長女が凄い勢いで走ってきました。
「だめー・・・ここ、だめー・・・のいて、のいて」
まだ途切れ途切れに片言の単語しか言いませんが、どうも僕の座っている位置が邪魔なので、そこからどくように言っているのです。
仕方なく僕が立ち上がると、後ろにあったクッションを投げ捨て、その下のソファーの隙間に手を深〜く伸ばして・・・・「あったー!」と叫びました。
見ると、右手にハサミを持っています。
「咲夏、ハサミは危ないから、こっちに渡しなさい・・・」と言いかけて、僕は思わず言葉につまりました。
「えっ?・・・ちょっ、ちょっと・・・その腕・・・」
なんと、満面の笑顔を浮かべる長女の服の袖は、物の見事にフリフリになっていたのです。
お兄ちゃんから「大事に着てね」と言われた服を、自分なりに大事に(?)デコレーションしたかったのでしょうか?。
その笑顔を見る限り、本人には全く悪気はありませんし、自己主張の大事な海外生活において、これはやっぱり褒めてあげる事なんでしょうかね?

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これで今日三回目の書き込みです(笑)。
何せ今日初めてブログという物をいじってるので、とりあえず片っ端から試してみて、どこに何があるのか?どこをどうすればどんな事ができるのか?いろいろやってる段階です・・・どうか多めに見てください。
・・・で、先程ブログランキングに参加したのですが・・・
あれっ、全く同じタイトルが!
そう、このブログを立ち上げた時点では、ここのタイトルは実に簡単な「フォト・ブログfromCANADA」と言う名前だったのですが、既に数年前から同じ名前でブログを立ち上げている人が他にいることを発見!・・・別に同名でも問題は無さそうですが、とりあえず先人に敬意を払って、急遽名前を変更しました。
既に見に来て頂いていた方は「へっ?名前が違う」と思われるかもしれませんが、只今より「Photo breeze from CANADA」になりました。ジャジャ〜ン!
では、今後ともよろしくおねがいします。

秋の日に、落ち葉見つめて、何を想うか・・・わが娘
10月中旬、子供達を連れてキャンプに行った時の一枚。
綺麗に色づいた葉が、一枚、また一枚と舞い散る中、二歳になった娘は何を想い、落ち葉を見つめていたんだろう?
不思議そうに、でもちょっと楽しそうに、いつまでも、いつまでも終わらない落ち葉の舞を見つめていました。
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