
プレゼントを配り終わったサンタが、ノースポールへ帰る途中、暗闇の中に光り輝く一軒の家を見つけた。
沢山のクリスマスライトに彩られ、暗い森の中にホワッと浮かび上がっている。
「ホッホッホッ・・・」
サンタが大きな声で笑った。
ルドルフの鼻がピカッと赤く輝くと、ソリは大きく右に傾き、静かに屋根の上に舞い降りた。
そっと家の中を覗く・・・
白熱灯の優しい光に包まれたリビングルームに、大きなツリーと靴下が5足。
テーブルの上には、サンタとトナカイ達の為に、ミルクとクッキーが用意されていた。
サンタは柔らかな笑顔を浮かべると、ソリから大きな白い袋を降ろし、そっと袋の中に手を伸ばすと、静かにプレゼントを取り出した。
1つ、2つ、3つ・・・4つ・・・んっ?・・・
プレゼントは4つしか残っていない。
「ふ〜っ・・・」
困り果てたサンタは、空を見上げて大きくため息をついた。
息はとても白く、蒸気機関車の煙のように高く勢い良く空へと上って行った。
暗い夜空にポッカリと浮かんだサンタの息は、そのまま冷えて固まり、雲になった。
サンタがルドルフの頭を優しく撫でてあげる・・・ルドルフは嬉しそうに首を振り、その度に金色の鈴がチリンッ、チリンッと短く鳴った。
チリンッ、チリンッ、チリンッ・・・
鈴の音が響く度に、雲は小さく割れて行き、やがてチラチラ、チラチラ、雪になって舞い降りて来た・・・
ホワイトクリスマス
何よりも嬉しいプレゼント。
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男・男・女・・・我が家には7歳、5歳、2歳の三人の子供がいます。
一番下の女の子にとって、一番の友でありライバルは、いつも一緒に遊んでいる二人のお兄ちゃん達・・・結果、(予想通り?)兄に負けじと男の子のようにたくましく育っています。
ですが、2歳3ヶ月になった今、少しづつですが女性で有る事を意識し始めたのか?(やっと気づいたのか?)、ウルトラマンと怪獣ではなく、ようやくバービー人形やぬいぐるみに興味が沸き、お洒落にも敏感になっているようです。
昨日の朝、こんな会話が聞こえて来ました・・・
「いいかい、この服は最初に僕が着てて、その次に陽介(次男)が着てて、今度は咲夏(長女)にあげるから、大事に着るんだよ・・・」
7歳の長男が、2歳の長女にむかって、一生懸命に服の説明をしているのです。
実はこの服、長男からのおさがりのおさがりになりますが、淡い水色の生地にクマのマークが入っていて、男の子でも女の子でも着るには問題ありません。生地もまだまだしっかりしていますし、なによりも娘本人がクマのマークを気に入ってるので、そのまま着せてみたのです。
しかし、事件はその日の夕方起こりました・・・
仕事が一段落ついた夕方、リビングのソファーに腰を下ろした僕の所に、長女が凄い勢いで走ってきました。
「だめー・・・ここ、だめー・・・のいて、のいて」
まだ途切れ途切れに片言の単語しか言いませんが、どうも僕の座っている位置が邪魔なので、そこからどくように言っているのです。
仕方なく僕が立ち上がると、後ろにあったクッションを投げ捨て、その下のソファーの隙間に手を深〜く伸ばして・・・・「あったー!」と叫びました。
見ると、右手にハサミを持っています。
「咲夏、ハサミは危ないから、こっちに渡しなさい・・・」と言いかけて、僕は思わず言葉につまりました。
「えっ?・・・ちょっ、ちょっと・・・その腕・・・」
なんと、満面の笑顔を浮かべる長女の服の袖は、物の見事にフリフリになっていたのです。
お兄ちゃんから「大事に着てね」と言われた服を、自分なりに大事に(?)デコレーションしたかったのでしょうか?。
その笑顔を見る限り、本人には全く悪気はありませんし、自己主張の大事な海外生活において、これはやっぱり褒めてあげる事なんでしょうかね?

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秋の日に、落ち葉見つめて、何を想うか・・・わが娘
10月中旬、子供達を連れてキャンプに行った時の一枚。
綺麗に色づいた葉が、一枚、また一枚と舞い散る中、二歳になった娘は何を想い、落ち葉を見つめていたんだろう?
不思議そうに、でもちょっと楽しそうに、いつまでも、いつまでも終わらない落ち葉の舞を見つめていました。
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